今年の夏は下品がアツかった！　その１

ぺろみはアダルトグッズを股にあてがい普段の一人エッチを再現させられたり、恥ずかしい姿を晒させられたり……という目に遭ったが、ほんわかした雰囲気の持ち主だからだろうか。エロスというよりも、なんとも緩～いエッチな空間を醸し出し個性を発揮した。

第二試合にラインナップされたのは鳳華　対　紫龍みおによる『女相撲』。ルールは通常の相撲と同じく、三本先取で勝利となるもの。体格では紫龍が俄然有利と思われたが、鳳華はキャリアで培ったテクニックで対応。

シーソーゲームの末に鳳華が三本先取。これが見ごたえのある一戦となり、まさに手に汗握る展開であった。なお、勝者の鳳華はセミファイナルの試合にも出場することになった。

第三試合はＣＰＥ無差別級王者のアラレ王に初代ミニスカポリスの福山理子が挑戦。選手権試合が第三試合にラインナップされることは現在のＣＰＥの充実度を物語っている証だろう。しかも、この試合の敗者には公開お仕置きが待っているのだ。

両者共にアグレッシブな試合展開を得意としているだけにスタートから激しい展開になる。福山が女王様気質の気の強さを発揮すればアラレ王は王者らしく冷静に対処しつつ次の攻撃へとつなげていく。

フィニッシュは一瞬の隙をついたアラレ王が腕ひしぎ十字固めを決めてレフェリーストップ勝ち。防衛記録を２に伸ばした。そして！　福山理子に（そして、なぜか勝者のアラレ王にも）お仕置き決行！　女王様系の福山が拘束されて恥ずかしい姿を晒すのはファンにとってはレアシーンであるが、本人にとってはこれ以上に無い屈辱だろう。しかしながら、いつもは見せない福山の表情が絶妙に艶めかしかった……。

セミファイナルは第二試合の勝者・鳳華と範田紗々による『敗者お仕置き！SEXY ARTマッチ』が行われた。試合中にどれだけセクシーなところを見せることができるか？　それがこの試合のポイントであるが、そうとなると範田の有利は否めず。

ここぞとばかりにあらゆるアイテムを持ち出して本領を発揮する範田。対する鳳華は“力技なセクシーさ”とでもいおうか。なんとか自分のペースに持ち込もうとするが……。

勝者は予想通り範田であったが、これまた予想通り勝者・敗者共に三代目葵マリー女史のお仕置きの餌食になるという……。このような予定調和を楽しめるのもＣＰＥの大会の良いところであり、長い期間に渡って見るほどに心地良いと思える瞬間である。

初日のメインイベントはリリーザストリングス　対　みでぃによる追い剥ぎマッチであったが、試合前のリリーのアピールにより勝者は次期王座挑戦権が与えられることになった。
ここ最近、王座への執着心を見せているリリーが積極的に攻めるものの、みでぃは巧みにかわしていく。さらに力強さを見せてリリーのコスチュームを追い剥いでいく。

一方のリリーは執着心が焦燥感へとつながってしまったのだろうか。いいところまでいきながらも、なかなか最後の詰めに持っていくことができない。また、ラウンドを重ねていくごとにスタミナの消耗も激しくなり、次の攻撃につなげない展開が続く。みでぃも体力を消耗しているものの、最後までペースを崩さずに激戦の末に最後の一枚を?ぎ取ってみせた。

熱戦続きの２デイズ初日は、みでぃが次期王座挑戦権を獲得して幕を下ろした。そして、続く２日では何が起きたのか？　そちらは近日公開予定の第二弾レポートをお待ちいただきたい。

なお、ＣＰＥのアツさはまだまだ続きます！　９月には久々の新木場大会に10月はこれまた久しぶりとなる大阪大会も決定！　ゲスト選手も豪華であり、さらなるキャットファイトの魅力が開花することだろう。