追いはぎの女王が真のキャットファイトクイーンに君臨！

今回はいよいよキャットファイトの試合レポートです。先日7月31日、東京の新木場1stリングにて『CPE Presents　全日本エロリンファイト！！』が開催されました。同会場はかつてからキャットファイト団体ＣＰＥにとって聖地ともいえる場所であったものの、約１年ほどの間、遠ざかっていたこともあり、まさに凱旋ともいえる大会になった。

今大会は万全の新型コロナウイルス感染拡大対策をしたうえでの開催となり、夏大会恒例の水鉄砲マッチは無かったものの、どの試合が繰り広げられた。たとえば、第二試合のm@rica vs ハイバードりなπではm@rica が母乳を噴射！　

客席からの水噴射が無い代わりに盛大にハイバードへの“顔射”を決行し、勝利。次期シングルベルト挑戦権をかけた試合へと駒を進めた。

キャットファイトの醍醐味ともいえる『追いはぎマッチ』も、もちろん、行われた。しかも、伊織涼子 vs つむゴキという好カードが実現した。

熟女セクシー女優としておなじみの伊織であるが、今やＣＰＥの顔ともいえる存在であり、試合運びはトップレベルのファイターである。また、ここ最近、追いはぎマッチでの成績も良く、それゆえに楽勝が予想されたが、つむゴキも奮闘。最後の一枚を巡る攻防は見応えありの好勝負となった。

第２試合で母乳発射で勝利したm@ricaは同じくトーナメントを勝ち上がってきたモーモーアラレと次期シングルベルト挑戦権を賭けた試合に登場。しかし、アラレの勢いに押されて敗退。試合後、罰ゲームとして三代目葵マリー女史による調教を受けることに……。

ここ最近のＣＰＥの定番といえば『バナナマッチ』！　バナナをイチモツに見立ててエッチなパフォーマンスを行い、ポイントを競う試合形式であり、そのリアルさが興奮を誘うのは言うまでもない。この日は団体戦で行われ、負けたチームにはお仕置きが待ち構えているというルールである。しかも、アザゼル桃娘、きゃんでぃぺろみ、福山理子、びりりあん・みりんだ組　vs　鳳華、大月アリス、紫龍みお、エリー美咲組という豪華なラインナップでの対戦だ。

初代ミニスカポリスや人気風俗店のキャスト、ニューハーフなどバラエティ豊かな出場選手であるが、各チームから一人ずつが出場して合計４試合を行い、ポイントを競うルールで開催。それゆえに、どの選手もバナナパフォーマンスに熱が入る。なんといってもＣＰＥの重鎮ファイター・鳳華がレアなパフォーマンスを見せたのには驚くしかなかった（その内容はこの日の会場で目撃した方のみの特権ということで……）。また、福山理子、大月アリス両選手のバナナパフォーマンスの艶やかな色気には唸るしかなかったし、何度もでも見たいと思わせるものがあった。

この日のメインイベントはリリー・ザ・ストリングス vs 若林美保による『初代シングルベルト選手権試合』。キャリア、試合運びの巧さでは断然、若林美保に分があるが、リリー・ザ・ストリングスには毒々しい雰囲気が「何かをしてくれるのではないか？」という期待を高まらせてもくれる。

個人的に驚かされたのは、この試合における若林美穂のかもし出す雰囲気だ。これまでの彼女は“追いはぎマッチの女王”というイメージが強く、試合運びの巧さに加えて艶やかさとセクシーさが際立つファイターという感じがあった。

しかし、この日はセクシーさに加えて、どこか冷酷さを感じさせる雰囲気もまとっていたように思えた。それは貪欲に勝ちをつかみにいく姿勢がそう見せたのだろうし、結果的にフィニッシュとなったスリーパーホールド（裸絞め）を狙う姿が“いつもとは違う若林美保”に見えたし、緊張感がビンビンに伝わってきたからだ。

キャリアの差なのだろう。試合は終始、若林美保がリード。リリーも健闘するも試合巧者のテクニックの前には黙るしかなかったのだろう。最後は蛇のように相手の首周辺に巻き付くように絞めあげて若林美保が初代王者に輝いた。

これまでは“追いはぎマッチの女王”としてキャットファイトファンの間で有名だった若林美保であるが、これで真のキャットファイタークイーンになった。早くも次期挑戦者が決まっているが、次はどのような試合で魅了してくれるのだろうか？　実に楽しみである。

なお、次回大会は11月6日、７日に新宿地下闘技場で開催予定である。どのような熱戦とセクシーパフォーマンスが今から楽しみである。。

さらに次回以降の大会も続々決定！  チケット詳細は下記URLにアクセスを！
https://eplus.jp/sf/word/0000039699

（文：キャットファイトライター・ゐりゑ）