Tバックマニア

第一試合は雛りな対アザゼル桃娘による『アダルト凶器公認キャットファイト』。団体が用意したアダルト凶器（いわゆる電マやバイブなどのアダルトグッズ）を使いながら闘うルールである。キャットファイト団体ＣＰＥにとって御家芸の一つであり、見所はやはり、凶器を使われ、責められたファイターの悶えっぷりだ。

この日はどちらかといえばM度が勝っている雛りなが凶器攻撃を受ける場面が目立ち、悲痛というよりも快感に満ちた声が会場に響く。また、会場の地下闘技場のリングはロープ代わりに金属製のチェーンが張られているので、バイブが触れると怪しげな音を出し、それがまた妖艶さを演出。試合はSっ気溢れる試合運びでアザゼルが股開きフォールで勝利した。

続く第２試合は『敗者罰ゲーム！アダルトセクシーアートマッチ』ルールで範田紗々とモーモーアラレが激突！　範田はパンダ。モーモーは牛のコスチュームを着ているところにレフェリーはイイジマ……いや、ピンクタイガーと、まるで動物園のような組み合わせである。

この試合形式は試合中に見せるセクシーな振る舞いや仕草にポイントが付き、その総合得点で勝敗を決めるもの。
そうとなると元気はつらつなモーモーよりもセクシー女優として名を馳せた範田が真骨頂を見せる。

ＣＰＥ名物の試合ルールに『バナナマッチ』がある。この日は第三試合のハイバードりなπと雛りなの一騎討ちで採用された。
これはバナナを男性器に見立ててエロス溢れるパフォーマンスを行い、それに対してのポイントを競う試合形式である。今や団体の名物として多くのファイターがバナナパフォーマンスを見せてきたが、今回ももちろん両選手が健闘。

一進一退の攻防を見せた結果、勝者としてコールされたのはハイバード！　４８ポイント対３４ポイントという差で実力の差を見せつけた。

この日のメインイベントは、つむゴキ対リリー・ザ・ストリングスによる追い剥ぎマッチ。この試合形式もキャットファイトならではのものであり、追い剥げば勝利ということで、必然的に敗者の一糸まとわぬ姿を拝める。もちろん、勝者とて無傷でリングを降りられるワケもなく、オンナの本性ムキ出しの闘いになることは必至だった、

試合展開はキャットファイターとしてキャリアが浅いものの、つむゴキが大奮闘！　前回の闘いでは見せなかったような気迫と狂気をムキ出しなところを見せたのだ。
その結果、解説席のキャットファイトの母と呼ばれているＡkyさんも第絶賛の試合内容に！　とくに終盤のお互いの最後の一枚を巡る攻防は息をするのを忘れさせるほどのアツさに満ちていて、客席からはマスク越しのどよめきが起きるほどだった。
試合を制したのはリリー！　しかし、敗者の健闘もあって、今年のベストバウトといっても過言ではないし、ここ最近の試合の中でもトップクラスの内容であった。

この日の勢いのまま、翌日の大会へと突入するわけであるが、その模様は後日レポートします！　そして、この日のような熱気を味わいたくなったら12月30日は埼玉県の寄居へ行こう！　さまざまな好カードがラインナップしているので、年内最後の最高の興奮を体感できるぞ！

チケット詳細は下記URLにアクセスを！
https://eplus.jp/sf/word/0000039699