オープニングマッチから範田紗々 対 鳳華による『敗者罰ゲーム!セクシーアートマッチ』という注目の一戦が実現。セクシー度数の高さでは絶大な存在感を誇る範田紗々嬢に対し、CPEの門番ともいえる鳳華との一戦はセクシーな仕草にポイントが加算されていく試合形式なだけに範田が有利かと思われた。
試合全般を通してテクニシャンの鳳華が責めるものの、攻められるほどに範田が本領を発揮してセクシーさを発揮。責められるほどに艶っぽさを放ち、ポイントが加算されていくが……。
しかし、鳳華も黙っていない。トップレス状態の範田にジャイアントスイングという荒業を繰り出し、高ポイントをゲット。さらに、これまではどちらかといえばストロングスタイル的なファイトスタイルを見せていた鳳華もセクシーで対抗。その結果、302ポイント 対 235ポイントで鳳華が勝利。敗者の範田は官能小説を読まされるという屈辱の罰ゲームを受けたが、これが臨場感があり過ぎて素晴らしい! 負けてもなお爪痕を残すのはさすがであり、オープニングから名勝負が繰り広げられた。
この日は『次期シングルベルト挑戦者決定!追い剥ぎマッチトーナメント』が2試合行われ、まずは橘@ハム 対 いくさばらとれはによる1回戦から。いくさばらは入場から異常なテンションを見せるが、橘はクールに、そしてセクシーに対抗していく。
一進一退の攻防が続く中で、最後の1枚を制したのが橘@ハム! ナース服をボロボロにしながらも続く第2回戦へと駒を進めた。
もう一つのトーナメント1回戦はリリー・ザ・ストリングス 対 びりりあん・みりんだ。びりりあんが入場すると、「オジサン!」の声援が飛ぶ。そう、ニューハーフファイターであり、しかも人生キャリアも半世紀以上というツワモノだ。それゆえに、試合も豊かな経験値(?)を発揮して、リリーを攻め込む。
しかし、今回はリリーのベルト挑戦への執念が大きかったようだ。パワーで勝るびりりあんの攻撃に対し、必死に抵抗。追い剥ぎを成立させてリリーが2回戦に進出してみせた。
第4試合はCTCタッグ選手権試合が行われた。チャンピオンは太田一平&太田千秋のリアル夫婦タッグ。そこに挑戦するのは田馬場貴裕に紫龍みおという、当初は即席感が否めないタッグであったが……。しかも、王者チームがプロレスラー&格闘家という組み合わせであり、挑戦者チームは田馬場はプロレスラー・格闘家であるものの、紫龍は鶯谷の人気キャスト、つまり、格闘技などのバックボーンは無い。
案の定、紫龍が捕まるシーンが多く、王者チームが盤石の強さで絶対政権……と思わせたが、あらゆる修羅場をくぐってきた田馬場が夫・一平を捕獲。アームロックに捕らえて、ギブアップ勝ちをゲット! 安定と思われた夫婦タッグを陥落させた新王者タッグはこれからどのような闘いを見せてくれるのか? 防衛ロードに注目である。
2020年のCPEの大会で定番、というよりも、もはや“お家芸”としておなじみになった『バナナマッチ』。もちろん、この大会でも第5試合にラインナップされた。しかも、今回は『60秒フリーズ!オンリーギブアップバナナマッチ』という初の試みになる試合形式で行われた。出場メンバーは福山理子、みでぃに加えて、前半戦の敗者である範田紗々、いくさばらとれは、びりりあん、みりんだ、太田千秋の7選手。
7選手によるバトルロイヤルスタイルの闘いであるが、突然、試合が止まる。そう、これこそが“60秒フリーズ”であり、この間にバナナ大名、バナナオジサンが乱入して、やりたい放題にする……というのが、この試合なのだ。まさにくんずほぐれつな闘いであり、2020年の最後に実にCPEらしい試合が展開された。まさに大忘年会的な一戦であった。
セミファイナルは次期タイトル挑戦者を決めるトーナメントの決勝戦として、橘@ハム 対 リリー・ザ・ストリングスが行われた。追い剥ぎルールということで、「これぞ!」という内容の展開、つまり、最初からガンガンと相手の衣服を追い剥ぐ展開になる。
とにかく、相手の衣類を「追い剥いでやる!」という気迫が伝わって来て、どちらが勝ってもおかしくはない一進一退の攻防が繰り広げられた。リングサイドで撮影しているとビリビリと衣類が破けていく音が生々しく伝わって来るし、両者の荒い息づかいも伝わってくる。だからこそ、どちらにも勝ってほしいし、どちらにも負けてほしくない。誰もがそんな感情を抱けるような名勝負だった。
しかし、雌雄を決する瞬間が訪れるのが残酷でありながらも現実というのが勝負である。1回戦でも見せた最後の1枚への執念をこの試合でも見せたリリーが勝利! 次期挑戦者としてどのような闘いを見せるのか? 実に楽しみである。
2020年のキャットファイトを締めくくるのはシングルベルト選手権試合。王者・若林美保に対するのは、前回の大会で決定戦を勝ち上がってきたアラレ王。挑戦者は牛をモチーフにしたキャラクターということで、丑年の2021年を自分色に染めるのではないか? そんな期待が高まる。
アラレ王の魅力はなんといっても試合中に見せるポジティブかつアグレッシブな姿勢だろう。声を出し、常に前へ前へという感じで相手に突っ込んでいく。キャリア的にもルーキーということで清々しさすら感じる。とにかく元気だ。
しかし、「それだけではない」と誇示したように思えたのが、この日の王者だ。たとえば、アラレ王はこの試合でスリーパーホールドにこだわっているように映った。事実、何度も何度も若林の首を狙っていくが、その都度、冷静な切り替えしを見せたのが王者だった。つまり、攻撃よりも防御の手数が多く、攻めあぐねる挑戦者……。次第に余裕を失っていくアラレ王を王者としてさらに翻弄する若林……そんな展開が続く。
たとえば上の写真のように若林はアラレ王にバックを取られながらも、実は衣類を追い剥いでいるのだ。さりげなく……という感じで相手を追い込むところが王者たる所以だろう。美貌や艶やかさだけではなく、しなやかな強さを見せる……だからこそ若林美保は絶対女王なのだろう。
それでも、この日のアラレ王は最後まで素晴らしかったし、挑戦者としての矜持を見せた。どんなに追い込まれて猪突猛進(牛キャラだけど)していくし、最後の一枚になっても、それを落とすまいと左足一本で立ち、右足を曲げて守る。そして、さらに突っ込もうとする姿は感動的であった。ただ、これは勝負であり、若林もそこは冷静かつ冷酷に決める。
アラレ王の最後の1枚を追い剥ぎ、30分以上に渡る試合を制し、ベルトを巻いてリングを降りたのは王者・若林美保! 相手の良さを引き出したうえでの王座防衛……まさにパーフェクト! 絶対女王の座は揺るぎないとは思いつつ、この日、次期挑戦者に決定したリリー・ザ・ストリングスにも期待したい。
CPEの2021年は20周年イヤーということで、充実した1年になることは必至! まず、3月から7月まで月イチでSODStudioにおいて『月刊!着エロスマッシュ!』の開催が決定。そして! 5月7日には新木場1stリングにて『どきッ!女だらけのキャットファイト祭 2021SPECIAL』が行われる。この大会には大仁田厚や小向美奈子といった豪華ゲストを迎えての開催で、まさにスペシャル! 20周年イヤーを猛スピードで駆け抜けるCPEに大注目だ!
※詳細は下記まで!
【大仁田厚・小向美奈子参戦】CPEキャットファイト20周年記念大会!
チケット先行受付スタート!
https://ameblo.jp/thogo/entry-12648425157.html
(文:キャットファイトライター・ゐりゑ)
・当サイトは、当方で紹介している情報に関しては古い情報となってしまっている可能性があります。こういった古い情報や情報の間違いによって利用者が被る不利益などについては、一切の責任を負いません。
・当サイトは、ユーザーのPC利用状況について一切関与せず、また一切の責任を負いません。
・当サイトは、本サービスの内容変更・中断・終了によって生じたいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
・当サイトは、本サービスを利用したことにより直接的または間接的にユーザーに発生した損害について、一切の賠償責任を負いません。
・当サイトは、本サービスの各ページからリンクしているホームページに関して、合法性・道徳性・信頼性・正確性について一切の責任を負いません。
・当サイトは、ユーザーその他の第三者に発生した機会逸失、業務の中断、間接損害や逸失利益を含むその他いかなる損害に対して、当方が係る損害の可能性を事前に通知されていたとしても、一切の責任を負いません。
・当サイトは、当方で紹介している情報に関しては古い情報となってしまっている可能性があります。こういった古い情報や情報の間違いによって利用者が被る不利益などについては、一切の責任を負いません。
・当サイトは、ユーザーのPC利用状況について一切関与せず、また一切の責任を負いません。
・当サイトは、本サービスの内容変更・中断・終了によって生じたいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
・当サイトは、本サービスを利用したことにより直接的または間接的にユーザーに発生した損害について、一切の賠償責任を負いません。
・当サイトは、本サービスの各ページからリンクしているホームページに関して、合法性・道徳性・信頼性・正確性について一切の責任を負いません。
・当サイトは、ユーザーその他の第三者に発生した機会逸失、業務の中断、間接損害や逸失利益を含むその他いかなる損害に対して、当方が係る損害の可能性を事前に通知されていたとしても、一切の責任を負いません。